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脳の強化学習、しなきゃ損。

こんにちは、かもめです。

 

今回は、先日読んだ本の内容についてアウトプットしていきたいと思います。

 

 

 

 

脳を活かす勉強法 (PHP文庫)

脳を活かす勉強法 (PHP文庫)

 

 

結論

自分はこの本から脳の仕組みとどのように勉強する際に脳を活用していけば良いか学んだので、そのことについて皆さんにお伝えしていきます。

 

まず、結論から言ってしまうと、脳を活かす勉強法とは脳を喜ばせる勉強法のことです。

では、この脳を喜ばせるということがどのようなことであるかについてお話していきます。

脳を喜ばせるということは、簡単に言うとドーパミンという脳内物質を出すということになります。

このドーパミンという物質が出ることによって、人間は快感を覚えます。

ドーパミンの量が多ければ多いほど、快感のレベルは高いものとなってきます。

つまり、勉強によって多くのドーパミンを出して、高レベルの快感を覚えることが脳を活かした勉強法ということになってくるのです。

では、次はどのようにしてドーパミンを出していけばよいかについてお話していきます。

 

ドーパミンの出し方

基本的には、ドーパミンという物質は人間ならば誰しもが出すことができるものなのです。

ドーパミンは、何かを達成したときや周りの誰かから認められたときに出るものです。

なので、簡単に言ってしまえば楽しい時に出るものです。

この快感を脳が記憶して、それを再現しようとするサイクルを強化学習と呼び、これこそが脳を活かすために必要な仕組みなのです。

誰しもが、自分が楽しいと感じたことや、嬉しいと思ったことは何度もやりたい、もっと高いレベルでやりたいと思いますよね。

これこそが脳の強化学習の黄金サイクルなのです。

この強化学習のサイクルに脳がハマってしまえば、あとは雪だるま式に良い方向へと回っていくのです。

それがたとえ好きではなかったことだとしても、この強化学習のサイクルにのせてしまえばやがては好きなこと、もしくは得意なことになってくるのです。

つまり、脳の強化学習の仕組みを正しく理解して、このサイクルに従って勉強法し脳を強化していくことが脳を活かす勉強法の本質です。

次は、どのようにしたらこの強化学習のサイクルを上手く回していくことができるかということについてお話していきます。

 

強化学習のサイクルを回す方法

強化学習のサイクルを上手く回す際に鍵となってくるものは、やはりドーパミンという物質です。

ドーパミンをコントロールすることができれば、皆さんの思う通りに強化学習のサイクルを回すことができるのです。

では、このドーパミンをコントロールする簡単な方法をお伝えします。

それは、越えられなさそうで越えられる壁を越え続けるということです。

この、超えられなさそうで越えられる壁というところが非常に重要なポイントです。

越えられない壁では絶対にだめなんです。

壁を越えられなかった時に、脳はその越えようとした一連の行動自体に対して苦手意識を持ってしまい、強化学習のサイクルからは一気に外れてしまいます。

その時点でなかなか厳しい状況に脳は追い込まれていると思ってください。

何が言いたいかと言うと、目標設定がとても大切であるということになってきます。

簡単に越えられるハードルを越えるだけではドーパミンの出る量は多くはありません。

逆に、高いハードルを越えることができればドーパミンの出る量は多くなります。

ですが、そもそもの話ハードルを越えることができなければドーパミンは出ないのです。

自分が越えられる範囲内で最大限に高いハードルを越えることが最も多くのドーパミンを出すのに必要な行動なのです。

強化学習のサイクルはこのハードルを雪だるま式に高くしていってくれるものなので、この回路を活用できれば脳は成長していく一方ということになります。

ここは筋トレとも通ずる部分があるのですが、しっかりとした負荷をかけてその負荷を乗り越えることでその負荷を乗り越える前よりも成長します。

このような成功体験を着実に積み重ねていくことが大切になってきます。

これはなにも、英語や数学といった勉強だけに当てはまることではなく、仕事やスポーツなど様々な分野の物事にも適応するメソッドなのです。

 

終わりに

今回は、どのように脳のドーパミンという物質を活用して強化学習のサイクルにのせていくかということについてお話してきましたが、これはまだ入り口の話のようなものなので、今回の話が全てだとは思わないでください。

ここからは、どのようにしたらこの脳の仕組みを最大限に活用できるのかという具体的な方法になっていきます。

このことについては、また別の機会にお話していこうと思っています。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

今回の話が少しでも皆さんの役に立てば幸いです。

次回もよろしくお願いします。

 

 

 

かもめ。